総務省によりますと、先月の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として111.6となり、去年の同じ月より3.1%上昇しました。
燃料価格の下落によってエネルギーが1年4か月ぶりに値下がりに転じたことなどから、上昇率は前の月から0.2ポイント縮小しましたが、8か月連続の3%台となっています。
主な要因は食料品の値上がりで、「生鮮食品を除く食料」は8.3%上昇しました。

このうち「米類」は90.7%の上昇と、前の月から9.5ポイント縮小したものの、引き続き高い水準となっています。調査はコシヒカリといった銘柄米が対象で、備蓄米は含まれないということです。
このほか、「チョコレート」が51%、「コーヒー豆」が44.4%、「おにぎり」が18.9%、「鶏卵」が15.8%、「鶏肉」が9.3%などとなっています。
また、携帯大手の間で料金を値上げする動きが出ていることから、「通信料」が11.8%上昇しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。