花王は敏感肌向けスキンケアブランド「キュレル」から、手とかかとの保湿を促すマスクを10月11日に発売すると発表した。就寝中に着用することで、通気性を保ちながら肌とマスクの間に潤いのある環境を維持し、保湿クリームなどを肌の上にとどめる。
発売するのは「ハンドケアマスク」（4枚入り）と「かかとケアマスク」（6枚入り）。髪の毛の100分の1の細さの極細繊維を使用した独自の2層構造シートを採用した。内側は極細繊維層、外側は伸縮繊維層になっていて、ガサガサした手肌やかかとをしっとり包み込む。かかとケアマスクは日中も履いたまま過ごせる。
同社の消費者向け調査では、からだのカサつきが一番気になる部位は手が約73%、続いてかかとが約65%だった。しかし、これらの乾燥悩みがあるにもかかわらず、毎日ケアしていない人が全体の約7割にのぼることもわかった。
同社は乾燥性敏感肌向け総合スキンケアブランドとして、キュレルを化粧品事業のグローバルでの成長を目指す6ブランドの一つに位置づけていて、今後も戦略的な投資を続ける方針だ。
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