4〜9月期連結決算を発表したスバル

SUBARU(スバル)が10日発表した2025年4〜9月期連結決算(国際会計基準)は純利益が前年同期比45%減の904億円だった。米関税影響が重荷になったほか、為替が対ドルで前年同期より円高で推移したことも影響した。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、834億円)は上回った。

売上高にあたる売上収益は5%増の2兆3856億円で、営業利益は54%減の1026億円だった。米関税コストが1544億円、為替影響が233億円、それぞれ営業利益を押し下げた。スバルは世界販売台数のうち米国向けが7割を占める。日本からの輸出が多く、業績影響が大きくなった。

通期の業績予想は据え置いた。26年3月期の売上収益は前期比2%減の4兆5800億円、純利益は53%減の1600億円になると見込む。

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