
旭化成や積水ハウス、積水化学工業などは10日、住宅の建設現場で発生する給水・給湯管用のポリエチレン管の端材を再生利用する取り組みを始めると発表した。2026年3月末から運用を開始する。

旭化成ホームズ、リサイクル事業のCFP(広島県福山市)を含めた5社で協力する。給水管に使用される積水化学の架橋ポリエチレン管を再生する。施工中に発生する廃材から、CFPや旭化成が再生原料を製造。再び積水化学が架橋ポリエチレン管を製造し住宅メーカーに供給する。
住宅メーカーや素材メーカーなどが連携することで端材の回収量を増やす狙い。効率的に資源を循環させる。
- 【関連記事】積水ハウスなど住宅3社、部材を共同配送 24年問題対応
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。