JR山手線池袋駅の駅名標のイメージ

ビックカメラは10日、JR山手線池袋駅(東京・豊島)のホームに掲示する駅名標が従来の「池袋」から「池袋(ビックカメラ前)」に変更されると発表した。本社を置く池袋エリアの3店舗を14日に改装開業する予定で、それに合わせて駅名標も同日から変更する。山手線の降車客を店舗に集客する。

ビックカメラとJR池袋駅との関係は深く、山手線ホームで流れる発車メロディーとして「ビーックビックビックビックカメラ」というフレーズで知られる「ビックカメラのテーマソング」が採用されている。企業と駅のコラボでは、JR神田駅(東京・千代田)の駅名標は近くに本社を構えるアース製薬にちなみ「JR神田駅(アース製薬本社前)」になっている。

ビックカメラは同日、改装開業する池袋3店舗のコンセプトを発表した。池袋本店は「訪れるたびにワクワクと感動のあるビックカメラの本店」とし、商品の体験を重視した売り場を拡充する。同社の秋保徹社長は「買い物は最大のレジャー。体験を充実させて顧客の感性をくすぐる売り場にして家電への憧れを喚起したい」と述べた。

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