資生堂は10日、2025年12月期連結業績(国際会計基準)について、純損益が520億円の赤字(従来予想は60億円の黒字)に転落する見通しになったと発表した。訪日客需要の減少や米国事業の不振が主因。赤字は2期連続で、規模は過去最大となる。これに伴い、本社と一部国内子会社で約200人の希望退職を実施する。
記者会見する資生堂の藤原憲太郎社長(右)=10日午後、東京都港区
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