
大成建設は11日、2026年3月期の連結純利益が前期比11%増の1370億円になる見通しだと発表した。35%減の800億円としていた従来予想から570億円上方修正し、一転最高益となる。事前の市場予想(1056億円、QUICKコンセンサス)を上回った。国内土木や建築事業で追加の変更工事を獲得し、増益に寄与する。
今期の配当予想は年250円(前期は210円)と、従来予想に比べて100円積み増す。
午後1時の決算など発表を受け、東京株式市場では大成建設の株価が一時、前日比8%高の1万2650円まで上昇する場面があった。
26年3月期の売上高は3%減の2兆900億円、営業利益は23%増の1480億円を見込む。それぞれ1300億円、470億円上方修正した。
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