JR東日本は11日、2025年冬のボーナス平均支給額が116万1700円と過去最高になると発表した。これまでの最高額は07年の111万2000円。25年4〜9月期の業績や新たなグループ経営ビジョンに対する社員の取り組みなどを踏まえて決めた。年間では221万900円となり、こちらも07年実績を上回り最高になる。
冬のボーナスにあたる年末手当の支給月数を3.1カ月分で、12月3日に支給する。同社は25年度の夏のボーナスにあたる夏季手当も過去最高だった。
10月に発表した25年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比5%増の1472億円だった。売上高は5%増の1兆4630億円となった。26年3月期の年間配当は70円(前期は60円)と、従来予想から8円増やした。同社は「株主への増配だけではなく、社員やその家族にもきちんと還元していきたい」とコメントした。
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