
京都フィナンシャルグループ(FG)傘下の京都銀行は11日、スタートアップと大企業などのマッチングを支援するイベント「京都イノベーターズサミット2025」を京都市内で開いた。人工知能(AI)開発のHACARUS(京都市)などスタートアップ20社が登壇し、大企業の担当者や投資家らに事業内容をアピールした。
東京証券取引所と組み、京都市中心部の京都経済センターで開催した。同イベントは8回目。今年から一般参加者も広く募り、地元企業のほかに投資家や大学生ら約750人が集まった。新興企業のピッチコンテストのほか、ベンチャーキャピタル(VC)によるトークセッションが開かれた。
フィットネスジムを運営するFiT(京都市)などの新興企業のほか、オムロンや島津製作所など大企業の展示ブースも開かれた。京都FGの土井伸宏社長は「京都FGも2年前に設立し、まさにベンチャーの気分でやっている。イベントが参加者にとって少しでも役に立つことを願う」と挨拶した。
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