ソフトバンクグループが11日発表した2025年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比2・9倍の2兆9240億円で、国内企業の中間期としては過去最高益となった。人工知能(AI)に経営資源を集中しており、AIの成長期待を追い風とした投資先企業の株価上昇が利益を押し上げた。
売上高は7・7%増の3兆7368億円だった。傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じ、対話型の生成AI「チャットGPT」を開発する米オープンAIに出資している。
ファンドは中国の配車サービス大手、滴滴出行や韓国のインターネット通販大手クーパンといった企業にも投資。子会社の英半導体開発大手アームの業績も好調だった。(共同)
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