チケット取次大手のぴあは13日、2026年3月期の連結純利益が前期比70%増の27億円になりそうだと発表した。従来予想は45%増の23億円だった。大阪・関西万博の盛り上がりや主催の音楽イベントが業績をけん引する。年間配当は従来予想より10円多い20円を計画する。

売上高は10%増の500億円と、従来予想を30億円上回る。営業利益は従来予想から8億円引き上げ、59%増の42億円を見込む。基幹システムの改修などへの投資を進めるが、スポーツや音楽市場の好調で業績が想定を上回る。

ぴあの年間配当は新型コロナウイルス禍で無配に転じて以来、6期ぶり。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算は売上高が前年同期比24%増の262億円、純利益が約3倍の19億円だった。

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