ソフトバンクグループ(SBG)は5000億円規模の個人向け社債を発行する。11月13日に関東財務局に提出した訂正発行登録書で明らかになった。調達資金は借入金の返済に充てる。同社の個人向け社債の発行は5月以来、7カ月ぶりとなる。
償還期限は2032年12月8日で、7年債になる。利率は3.50〜4.10%を仮条件とし、11月26日に決定する。申込期間は11月27日から12月5日で、払込期日は12月8日となる。
SMBC日興証券や野村証券、SBI証券、大和証券など11社が引き受け、個人に販売する。格付けは日本格付研究所(JCR)から「シングルA」を取得する予定。25年5月にはSBGとして過去最大となる6000億円の個人向け社債を発行している。
SBGは人工知能(AI)関連の大型投資が続いている。12月には米オープンAIに225億ドル(約3兆5000億円)を追加出資する。10月には、26年中にスイスの重電大手ABBのロボット事業を総額53億7500万ドルで買収すると発表している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。