測定器などを使い故障箇所を特定する競技者㊨と審査員(13日、東京都八王子市)

SUBARU(スバル)は13日、車両整備士らのメンテナンス技術や顧客への対応能力を競うコンクールを東京都八王子市の研修拠点で開いた。全国のスバルディーラーなど19社から事前の地域予選を勝ち抜いた従業員48人が参加した。整備士や販売店の人手不足が懸念される中、従業員の能力や働きがい向上につなげる。

大会は2年に1度開催しており、今回が34回目。整備能力を競う競技では「車両のプッシュエンジンスイッチがオンにならない」など3つの問題を設定した。60分間の制限時間内に、測定器などを用いて故障箇所を特定する作業を課した。

整備競技のベテラン部門の優勝者は、2026年に予定するスバルの世界技術大会にも出場する。優勝したスバル信州(長野市)の石田浩徳さんは「世界大会出場へさらに腕を磨き、日本代表として恥じないようにしたい」と話した。

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