
リゾートトラストは13日、2026年3月期通期の連結純利益が前期比1%増の203億円になる見通しだと発表した。6%減の190億円としていた従来予想を上方修正し、一転増益となる。淡路島などで開発しているホテルの会員権販売が好調に推移する。
売上高は10億円上方修正し、前期比4%増の2600億円を見込む。会員権事業は富裕層を主要顧客としており「このところの株高による資産効果もプラスに働く可能性がある」(担当者)。
年間配当は従来予想から2円上積みして34円(前期は62円)とする。25年4月の株式分割を考慮した実質的な増配幅が拡大する。
25年4~9月期の売上高は前年同期比3%増の1109億円、純利益は15%増の86億円だった。既存のホテルの稼働率が高かった。室料や年会費の値上げで人件費増などを吸収した。
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