広島商工会議所の副会頭に新たに就いたひろぎんHDの部谷社長㊨(13日、広島市)

広島商工会議所は13日の臨時議員総会で新たな副会頭にひろぎんホールディングス(HD)の部谷俊雄社長らを決めた。部谷副会頭は米国の高関税政策を巡り「会議所として現場の実態を正確に把握し、行政に伝えることを強力にやる」と述べた。任期は2028年10月末まで。

部谷氏は広島の課題として「若年層の人口流出」を挙げ、「米国関税などで厳しい状況にある製造業の成長をいかに促し、経済力を維持発展するかが問われる。それ以外の観光を含めた新たな産業を創出することも大切だ」と強調した。

他の副会頭には中国電力の皆本恭介副社長、オタフクホールディングスの佐々木直義社長、福屋の大下洋嗣社長を新たに選任しマツダの菖蒲田清孝会長を再任した。

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