明治ホールディングスが13日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比20%減の214億円だった。チョコレート製品といった食品の値上げ効果などで増収を保ったものの、医薬品の研究開発費などの負担が重荷となった。前年同期に有価証券売却益を計上した反動もあった。

売上高は1%増の5748億円、営業利益は8%減の409億円となった。

同日、26年3月期の連結売上高が前期比2%増の1兆1770億円になる見通しだと発表した。従来予想から180億円下方修正した。インバウンド(訪日外国人)消費の減速に伴い乳児用粉ミルクの販売が振るわない。競争激化で粉末プロテインも苦戦する。

「営業利益が上期において順調に推移している」として、営業利益や純利益など利益段階の見通しは据え置いた。

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