楽天グループが13日発表した2025年1~9月期連結決算は、純損益が1512億円の赤字だった。1~9月期の赤字は7年連続で、携帯電話事業が引き続き重荷となった。前年同期の1503億円より赤字幅はわずかに拡大した。

 本業のもうけを示す営業利益は13億円と、1~9月期として19年以来6年ぶりに黒字転換した。携帯電話事業の赤字幅縮小が寄与した。

 売上高に当たる売上収益は、10・5%増の1兆7876億円だった。ふるさと納税の特典ポイント付与が10月に禁止されるのを前に、駆け込み需要が発生した。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。