
HIOKIは製造工程で発生するプラスチックの端材を再資源化し、主力製品である電気計測器に使用する取り組みを始めた。電気計測器「ACクランプメータ3280-10F」の外装部分などに再生材を最大20%混合したプラスチック成型品を使う。再資源化によってプラスチックの使用量と廃棄量を年間で約850キログラム削減できる見込みだ。
同社が4月に設定したサーキュラーエコノミー(循環型経済)に関する目標に基づく取り組み。安全性などの観点から、まずは低電圧向けの電気計測器でプラスチック再生材を採用した。品質などに影響が出ないことを確かめながら、他の製品でも再生材の利用を進める。
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