各信金の顧客が名刺交換などで交流を深めた

のと共栄信用金庫(石川県七尾市)など石川県の4信金は、各信金の顧客をマッチングする交流会を13日に開いた。取引先同士が連携することで、事業者のビジネス拡大や能登半島地震からの復興につなげる狙いがある。

イベントはのと共栄信金の主催で、金沢信用金庫(金沢市)、はくさん信用金庫(同)、興能信用金庫(石川県能登町)が共催した。こうした合同での交流会実施は初めてという。各信金の顧客約280人が参加し、名刺交換や企業プレゼンなどを通じて交流を深めた。

交流会であいさつする、のと共栄信金の鰀目理事長

会の冒頭でのと共栄信金の鰀目(えのめ)孝和理事長は「災害からの復旧や地域経済の循環を促す原動力は、人同士の結びつきにある。事業者間のネットワーク構築が、復興を支える大きな力となればいい」とあいさつした。

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