良品計画は、宮崎県の森林産業関係者と協力する「山のダイゴミプロジェクト」から生まれた「山の木っ端」シリーズを法人向けサイトで発売すると発表した。
「山の木っ端」シリーズは乾燥輪切やたんころ、ウッドチップなど全15種類。節や色味などの自然な表情を生かした個性豊かな空間づくりに役立つとみる。価格は5000円〜35000円ほど。
同プロジェクトは、50年近く育てられた木の大半が使われずに廃棄される現状の改善を目指す取り組みだ。山に生えている木のうち、家具や建材などに使う部分はごく一部にとどまる。
使いにくい枝や葉、短い丸太、製材の過程で出る樹皮や端材の大部分は燃やされるか土に返るのを待つ状況だ。木材を余すことなく活用し、山林地域の持続的活性化を推進する。
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