ホクトが公式オンラインショップで販売する「工場直送!ホクト厳選生きのこセット」

キノコ大手のホクトは14日、2026年3月期の連結純利益が前期比30%増の57億円になる見込みだと発表した。2%減の43億円としていた従来予想から一転増益を見込む。上半期に主力の国内キノコ事業で単価が堅調に推移したため、売上高と各利益も上方修正した。未定だった期末配当予想は42円とし、年間配当予想は52円(前期実績は50円)へ増配する。

売上高は2%増の847億円、営業利益は12%減の58億円と、それぞれ11億円、15億円上方修正した。純利益は25年3月期に長野県上田市での工場火災による特別損失を計上していることや、25年4〜6月期に火災の受取保険金を計上したため大幅な増益となる。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比6%増の380億円、最終損益は14億円の黒字(前年同期は4億9900万円の赤字)だった。売上高は従来予想を1900万円下回ったが、純利益は11億円上回った。生産調整や営業強化が寄与した。

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