ダイイチは14日、2026年9月期の単独税引き利益が前期比23%増の12億円になる見通しだと発表した。前期に開店した店舗の業績が好調で増益となる。一方、物価高や賃上げによる人件費の増加により、同期を最終年度とする中期経営計画の従来目標(13億円)からは下振れする。

売上高は5%増の615億円。3月にイトーヨーカドー跡地で開業した「アリオ札幌店」など新店が想定以上に好調で、従来目標(600億円)を上回る見通しだ。営業利益は28%増の16億円、経常利益は27%増の16億円と予想する。

同日発表した25年9月期の単独決算は、売上高が前の期比13%増の585億円、税引き利益は31%減の9億7900万円だった。

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