「買取むすび」など4ブランドを「バイセル」に統合する

リユース大手のBuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ)は14日、店舗買い取り事業のブランドを「バイセル」に統合すると発表した。2026年1月1日付で傘下の9社を吸収合併するのに合わせて実施する。間接部門の統合などによる経営資源の効率化を進め、ブランドの認知拡大につなげる。

「Reuse Shop WAKABA」「買取むすび」など4ブランドを「バイセル」ブランドに統合する。「買取 福ちゃん」は買い取り店舗のみ名称を変更し、出張買い取り事業ではブランド名を維持する。

全国で展開する「バイセル」ブランドの店舗数は従来の40店舗から統合後は約150店舗に増えることになる。約260あるフランチャイズ店舗については契約更新時に協議を行う予定としている。

同日、25年12月期の連結純利益が前期比2.2倍の52億円になる見通しだと発表した。上方修正は今期3度目で、8月に示した通期予想の額からさらに3億円伸びる。同日発表の25年1〜9月期連結決算は売上高が67%増の736億円、純利益が前年同期比2.4倍の43億円だった。

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