自動車用駆動系部品を手掛けるユニバンスは14日、2026年3月期の連結純利益が前期比46%減の16億円になりそうだと発表した。従来予想を2億円上方修正した。米相互関税に伴う駆け込み需要で、北米市場向けの四輪駆動装置が想定より伸びる。売上高見通しは1%減の535億円と50億円引き上げた。

同日発表した25年4〜9月期決算は売上高が前年同期比1%減の279億円、純利益が44%減の10億円だった。浜松市の子会社工場敷地内で検出した基準値を超す六価クロムの対策で特別損失を計上したことが響いた。

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