
セイノーホールディングス(HD)は17日、同社が組成するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の出資先に社員を派遣する取り組みを始めたと発表した。第1弾として国際物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を手がけるShippio(シッピオ、東京・港)にグループ会社の社員が出向し、すでに業務を始めているという。
スタートアップにとっては現実の物流ネットワークに根ざした事業展開やサービス開発を検討しやすくなる。セイノーHDはスタートアップで働くことで出向社員に柔軟な発想を身につけてもらい、プロジェクトをけん引できるマネジメント人材を育成する狙いがある。
シッピオは貨物船の運航管理や見積もり・発注などをクラウド上で一元管理するシステムを手がける。セイノーHDは2022年にシッピオに出資した。
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