リクルートホールディングス子会社のリクルートは17日、運営する婚活サービスを終了すると発表した。オンラインマッチングの「ゼクシィ縁結び」は2026年3月末、結婚相談所の「ゼクシィ縁結びエージェント」は26年6月末に提供を終える。婚活サービス市場が激化するなか、結婚情報に経営資源を集中する。
結婚情報サービスの「ゼクシィ」や結婚式場を探す「ゼクシィ相談カウンター」は継続する。リクルートは「婚活サービス市場に多くの事業者が参入するなか、リクルートに強みがある結婚情報に集中する」としている。
東京商工リサーチによると、マッチングアプリの運営会社は19年3月末に5社だったが、25年3月末には28社と、6年間で5.6倍に増えている。
両サービスとも15年に開始した。オンラインマッチングは26年2月に新規受付を停止し、サービス終了時点の未使用期間分の料金は返金する。結婚相談所は11月17日に新規受け付けを終了し、同日時点の会員には入会金と初期費用を返金する。12月以降の会費も請求しない。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。