横浜市の山中竹春市長は17日、市が所有する横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の命名権について、日産自動車と2026年3月から5年間、総額6億5000万円で契約更新することで合意したと発表した。記者団に語った。日産が経営再建中であることから、1年目は5000万円とし、2年目以降に増額していく仕組みとした。

内訳は、2年目が1億円、3、4年目が1億5000万円、5年目が2億円で、1年目を合わせて総額6億5000万円となる。

山中市長は、他のスタジアムの事例を踏まえれば「遜色ない金額だ」と説明。「『日産スタジアム』の名前が残る、大変良い結果となった」と話した。今後、市議会に報告し、契約を締結する方向で調整を進める。

日産スタジアム(横浜国際総合競技場)(AFP時事)

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