東京証券取引所=和田大典撮影

 18日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は続落し、前日終値からの下げ幅は一時1200円を超えた。前日の米国株安の影響で、取引開始直後から売りが優勢となり、節目の5万円を割り込んだ。

 午前10時現在は前日終値比1045円77銭安の4万9278円14銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が利下げに慎重な発言をしたことなどを受け、前日の米株式市場は主要株価指数がそろって下落。東京市場も売りが優勢となった。市場関係者は「日本株はかなり急ピッチで上昇していたため、過熱感からの調整もあった」と指摘している。【山口智】

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