
電動キックボードなどのシェアリング事業を手掛けるLuup(ループ、東京・品川)は18日、座席・カゴ付きの特定小型原動機付き自転車「電動シートボード」の提供を始めた。まずは横浜市内に約100台を配置した。来春以降は台数の増加や地域の拡大を目指す。立ち乗りの電動キックボードよりも運転しやすいモデルとして、より幅広い世代の利用を見込む。
同日、横浜市内で試乗会を開いた。ループはこれまで自分の足でこぐモデルの電動自転車も提供してきたが、新車両はハンドル部分を操作すると自動で動く。最高時速は20キロメートルで、16歳以上であれば免許不要で乗れる。通常の自転車と誤認されないように、キックボードに似せたデザインにしたという。
ループは全国で約4万台の車両を運用している。岡井大輝代表は新車両について「(電動キックボードより)長い距離の走行にも対応できる」と話した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。