ミネベアミツミは14日、温度センサー大手の芝浦電子に進めている株式公開買い付け(TOB)について、価格を6200円に引き上げると発表した。芝浦電子に対し同意なき買収を進めている台湾電子部品大手の国巨(ヤゲオ)のTOB価格と同額になる。

ミネベアミツミは芝浦電子に対する事実上のホワイトナイト(友好的な買収者)として名乗り出ており、1株5500円で買い付けを進めていた。芝浦電子の14日の終値は5910円だった。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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