三井住友銀行は産学連携のマッチングイベントを開いた(20日、大阪市)

三井住友銀行は20日、7月に開設した新興支援拠点「HOOPSLINK KANSAI」(大阪市北区)で産学連携のマッチングイベントを開いた。大学の研究シーズと大企業や中堅企業との協業を促す狙いで、同拠点での開催は初めて。今回は大阪大学の研究から生まれたスタートアップとして核融合技術のEX-Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市)も参加した。

イベントではエクスフュージョンの松尾一輝社長や大阪大の中西周次教授が自身の研究テーマについて発表した。大学の研究者のほか、大企業や中堅企業の経営層など計40人程度が参加した。

三井住友銀行の道岡俊浩副頭取は「(イベントの開催を通じて)関西発の新たな産業を1つでも生み出せるように活動していきたい」と話した。今後は11月に京都大学、12月には神戸大学の研究者を対象にそれぞれ同様のマッチングイベントを開催する予定だ。

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