片山さつき財務相は21日の閣議後記者会見で、円安が進む外国為替市場に対し、為替介入も選択肢に入っているかを問われ、「当然考えられる」と述べ、「必要に応じて適切な対応を取る」とけん制した。
21日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=157円台の円安傾向が続いている。片山氏は「足元の動きは非常に一方的で、急激であると憂慮している」と指摘。「政府としては、投機的な動向も含め、為替市場の過度な変動や無秩序な動きについては、9月に発出した日米財務相の共同声明の考え方を踏まえ、必要に応じて適切な対応を取る」と述べた。【加藤結花】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。