大阪メトロは全社員約5000人に、賞与とは別に最大20万円の一時金を支給します。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「大阪メトロが最大20万円の一時金支給」について解説します。
Q 大阪メトロが一時金を出すって聞いたよ。どうしてなの？
A 4～10月に開催された大阪・関西万博で利用客が増え、会社の業績がとても良くなったため、安定輸送を支えた社員に還元することにしました。大阪メトロの一時金支給は民営化した2018年度以降で初めてです。
Q いくらもらえるのかな。
A 一律10万円で、全体の約9割を占める交通事業本部の社員には10万円を上乗せします。
Q いつもらえるの？
A 21日に支給されます。
Q 万博でどれくらい利用客が増えたの？
A 大阪メトロは鉄道会社で唯一、万博会場に乗り入れた地下鉄の路線を持つことから、4～9月の利用客数は前年の同じ時期と比べて13・3％増え、延べ5億2837万人に上りました。
Q 会社の業績はどれくらい良くなったの？
A 25年9月中間連結決算で、売上高に相当する営業収益が前年同期比25・3％増の1277億円、最終（当期）利益は41・3％増の229億円となり、どちらも中間期として過去最高でした。
Q JR西日本も一時金を出すの？
A JR西日本も12月に、社員約2万9000人に賞与とは別に最大12万円の一時金を支給します。万博会場のオフィシャルストアでのグッズ販売や鉄道利用などが伸びたためで、こちらも25年9月中間連結決算で売上高と最終収益が中間期として過去最高になりました。
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