アニメ映画「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」の世界興行収入が日本映画として初めて1000億円を超えました。今や日本コンテンツの輸出額は鉄鋼や半導体に並ぶほどです。その一角を占めるアニメ人気の実態と背景、進化の道筋を独自のデータ分析や各地のファンの声から探りました。
「鬼滅」の波、モロッコにもチリにも 世界再び覆うジャポニズム

日本アニメは世界でどう受け入れられているのでしょうか。米ネットフリックスの視聴数ランキングやオンライン百科事典「ウィキペディア」のデータを読み解きました。見えてくるのは市場の広がりに加え、ファンに深く刺さっている様子です。専門家の分析とともにまとめました。…記事を読む
スター・ウォーズひき付けた日本アニメ 「海外原作×日本制作」が新潮流
米ロサンゼルスで開かれた「アニメエキスポ」でも「Let's Play」の作品が大きく紹介された(7月)=クランチロール提供
日本アニメは原作から制作の主要部分まで全てを日本勢が手掛ける体制が主流でした。そこに異変が生じ「海外原作×日本制作」という新潮流が生まれています。その要因と変化を見過ごしてはならない理由を探りました。…記事を読む
ルフィの麦わら帽子売るNetflix 日本が取り損ねるグッズ2兆円市場
ネットフリックスの実写ドラマ版のグッズとして販売されている麦わら帽子(9月、米サンフランシスコ)
日本アニメの海外配信が当たり前になった影で一つの問題が生じています。配信市場より大きい関連グッズの市場を日本勢が取りこぼしているのです。「富の流出」とも言える実態に迫ります。…記事を読む
「イカゲーム」、ヒットの黒子は韓国政府 コンテンツ立国へ監督育成
アマゾン・ドット・コム「プライム・ビデオ」のドラマ「私の夫と結婚して」(© 2025. CJ ENM Japan / STUDIO DRAGON all rights reserved)
韓国コンテンツが世界で日本を上回る成長を遂げています。その躍進を支えるのが政府機関、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)です。ビジネスマッチングや人材育成といった支援策をみていくと、日本の課題も浮かび上がります。…記事を読む
鉄鋼マンのアニメスタジオ革命 受注単価2倍でさらばブラック職場

ディズニーなど米ハリウッド大手からアニメ制作を受注するスタジオが東京都港区にあります。新日本製鉄(現・日本製鉄)出身のトップが制作工程を大胆に見直し、メジャーの信頼を得てきました。低賃金・長時間労働から「ブラック」とも称されたアニメーターの働き方改革や育成の最前線を追いました。…記事を読む
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