ホリバMIRAの拠点内で、ティアフォーの自動運転車両を走行させる

堀場製作所とスタートアップのティアフォー(東京・品川)は25日、自動運転技術の開発で協業すると発表した。堀場製作所が英国に持つ研究開発拠点でティアフォーの自動運転機能を搭載した小型バスを走らせ、安全性などを検証する。数年以内に、同拠点内で特定条件下で運転手が不要の「レベル4」の自動車の運用を目指す。

堀場製作所の英子会社で自動車の安全性試験などを手がけるホリバMIRA(マイラ)の拠点を利用する。英中部のナニートン市にある「マイラ・テック・パーク」のテストコースで実証を始める。ティアフォーは、レベル4に対応した電気自動車(EV)の小型バスやセンサーなどを提供する。

ホリバマイラはティアフォーの車両について、安全性の評価や法規制に対応するための開発を支援する。ティアフォーは英国での実証を通じて欧州の自治体や交通事業者に向けて、自社の自動運転技術を訴求する。

【関連記事】

  • ・ティアフォー、自動運転テスト用の車両を公開 開発初期向け
  • ・堀場製作所の堀場厚会長に名誉大英勲章、自動車業界への貢献を評価

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。