
中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」は27日、日本国内の月間利用者数(MAU)が4200万人を超えたと発表した。2022年11月時点では2120万人で、約3年で2倍に伸びた。世界での利用者数は10億人を超えている。
同日、企業向けの広告イベント「TikTok Year End Summit 2025」を開催した。日本でティックトックに広告を出稿する企業は48万社を超える。ティックトックは生成AI(人工知能)を使った動画制作ツールなどのマーケティング支援を提供している。
TikTok for Business Japanのゼネラルマネージャーを務めるアージュン・サーワル氏は「AIとショート動画、オムニチャネル戦略という3つの成長トレンドの中心にティックトックがある」と話した。
6月には日本で通販機能「TikTok Shop」サービスを始めた。世界では18市場で展開している。既存アプリに追加した電子商取引(EC)機能で、アプリ内で商品を購入できる。日本では、開始から4カ月で流通総額(GMV)が20倍に伸びたという。
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