連合は28日、来年の春闘の賃上げ目標について、全体の要求水準を「5%以上」、中小企業を「6%以上」とすることを正式に決めた。いずれも今年の春闘での目標を据え置いた。パートなどの非正規労働者はさらに高い7%の目標を掲げ、働き手の立場による格差是正に力を入れる。

 この日千葉県浦安市であった中央委員会で承認された。終了後、取材に応じた芳野友子会長は「今週の政労使会議では政府、使用者そして私たち労働側と、春闘に対する方向性については確認ができた。今回は結果にこだわり全国津々浦々、目標達成に向けてしっかりと運動を展開していきたい」と述べた。

 連合は今春闘で2年続けて、定期昇給込みで5%以上の賃上げを実現したが、物価の変動を加味した実質賃金では依然、マイナス基調が続く。来春闘では物価上昇を上回る賃上げを実現できるかが問われることになる。

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