西日本フィナンシャルホールディングス傘下の長崎銀行は28日、住宅ローンの返済期間を最長50年に延長すると発表した。これまでは40年だった。12月1日申し込み分から受け付ける。人生設計に合わせて月々の返済額を軽減したいという顧客の声に応える。九州・沖縄の地銀では「50年ローン」が早くから広がっており、2023年には十八親和銀行が提供を始めている。

日銀長崎支店の金融経済概況では、長崎県内の住宅投資は「弱めの動きになっている」とした。長崎銀の担当者は「住宅ローン需要は横ばいで、顧客の利便性を高めたい」と話す。

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