茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道(東京・千代田)は24日、開業20周年を記念し、秋葉原駅構内で式典を開いた。「こども一日駅長」に選ばれた小学生4人が特別ラッピング車の出発式に臨み、「出発進行!」と合図を出して門出を祝った。

記念式典には鉄道愛好家や家族連れら約100人が参加。同社の新しいマスコットキャラクター「ユニール」や特別ラッピング車がお披露目され、集まったファンを沸かせた。

こども駅長を務めた東京都府中市の小学2年光井駿仁さん(7)は「TXの車両の形やデザインが好き。合図を出して楽しかった」と笑顔で話した。

同社の渡辺良社長は式典後、取材に応じ「多くの人に支えられた20年間だと改めて感じた。安心、安全のサービスを第一に考え、さらに磨きをかけていく」と述べた。〔共同〕

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