
自動車競技ラリーの入門者向けイベント「ラリーチャレンジ」(ラリチャレ)が11月30日、愛知県豊田市の鞍ケ池(くらがいけ)公園を中心に開かれた。約8500人が来場し、競技車両の走りを間近で楽しんだ。地元行政や企業は地域活性化に向けてラリーに期待を寄せている。
今回のラリチャレでは計40台が出走した。豊田商工会議所もスポーツ車「GRヤリス」をベースにした「WE LOVE とよた号」で参戦し、完走した。出場に向けて約60の商議所会員が協賛している。
ラリチャレはトヨタ自動車が全国各地で開催しており、豊田市では2018年以来8回目。同市では11月上旬に世界ラリー選手権(WRC)の「ラリージャパン」が開かれたばかりで、ラリージャパンは26年5月28〜31日にも開催を予定している。
同市の太田稔彦市長は「ラリーが文化になってきている」と話した。
【関連記事】
- ・トヨタ競技ラリーで地域振興、福井・勝山に9600人 自治体も誘致
- ・愛知・豊田で入門者向けラリー 連続開催で秋の風物詩に
- ・世界ラリー、「車の街」愛知・豊田市のお祭りで定着 市街地で初開催
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。