
老舗旅館の加賀屋(石川県七尾市)は、同社の総料理長が監修する食品の販売を台湾セブンイレブンで始めた。期間は2026年5月ごろまでの約半年間で、約7200店舗で扱う。24年の能登半島地震を受け旅館の営業休止が続く中、ホテル事業を展開する台湾で宿泊以外の事業を強化する。
取り組みは第3弾となる。第1弾、第2弾の販売は2カ月間だったが、好評のため期間を延長した。台湾セブンイレブンは20年から、各地の高級レストランなどと共同開発を手掛けるブランド「星級饗宴」を展開している。
メニューには奥能登で製造した魚醬(ぎょしょう)である「いしる」を隠し味とした白だしや味噌を使う。「白だし入り牛肉うどん」(約600円)や「鶏の照り焼き弁当」(約500円)、「あさりの酒蒸しの焼きおにぎり」(約270円)など6種類の商品を展開する。
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