ゼンショーホールディングスは1日、傘下の牛丼チェーン「すき家」の11月の既存店客数が前年同月比5%増だったと発表した。9カ月ぶりに前年実績を上回った。3月に店舗で提供した商品への異物混入が発覚した影響で前年割れが続いていた。
売上高は13%増、客単価は8%増だった。11月11日に発売した新商品「ローストビーフ丼」(並盛り890円)が押し上げた。好評を受けて全国的に品薄となり、一時販売休止となっている。
異物混入が発覚して以降は、全店で24時間営業を見直し午前3〜4時を清掃業務とするなど衛生面の対策を強化している。
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