関西国際空港を発着する中国路線について、空港を運営する関西エアポートは1日、12月第2週の時点で当初計画よりも34%が減便される見込みだと明らかにした。中国政府が日本への渡航を自粛するよう呼びかけたことの影響もあるとみられる。
関西エアポートによると、減便するのはいずれも中国の航空会社。12月の第2週の当初計画は525便だったが、うち177便が減便される見通しになったという。中国の就航都市は31から24に減る。
関空の国際線旅客便のうち、中国路線は全体の約3分の1を占めている。記者会見した関西エアポートの山谷佳之社長は、減便による業績への影響について「分からない」としつつ、「大阪や関西は人気の観光地。(中国便が)早く回復してほしいというのが本心だ」と話した。【中村宰和】
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