佐川急便は4日、営業所への持ち込みや集荷による配達物の預かりを本州・四国で一部停止する措置を取った。荷物量が想定を超えて増加したためで、5日には再開する見通し。11月末にインターネット通販で大型セールが開催され、配送に遅れが出ていた。

 一部地域向けの荷物の預かりを停止する。営業所での保管や法人向けの集荷も行わない。

 佐川は11月末以降、LINE(ライン)などによる「配達予定通知」も停止している。

 日本では近年米国発祥の大型セール「ブラックフライデー」が浸透し、今年は例年よりも物量が増えていた。ヤマト運輸にも遅延が出ていた。(共同)

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