多摩センター駅付近を走る多摩都市モノレール=多摩市で2022年2月7日、李英浩撮影

 多摩都市モノレールの上北台駅(東京都東大和市)からJR箱根ケ崎駅(瑞穂町)方面への延伸について、都建設局は事業に着手したと発表した。路線は約7キロで、7駅を新設する。

 同局によると、11月27日に国土交通省が都市計画事業を認可。事業期間は2034年度までで、事業費は支柱や駅舎、橋桁などの構造部分を合わせて904億円に上る。

 延伸は、現在、終点となっている上北台駅から新青梅街道の上に路線を並行させ、7駅を約1キロごとに新設。終点となる箱根ケ崎駅付近でJR八高線に乗り換えられるようにする。東大和、武蔵村山、瑞穂の3市町を通る。

 同モノレールは現在、多摩センター(多摩市)―上北台駅間の約16キロを19駅で結んでいる。【柳澤一男】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。