
自動車評論家らで構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は4日、最優秀賞にあたる「2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー」にSUBARU(スバル)の多目的スポーツ車(SUV)「フォレスター」を選んだ。燃費性能や乗り心地などを評価した。
スバルは4月に6代目となる新型フォレスターを発売した。独自開発したエンジンと、トヨタ自動車から提供を受けたハイブリッド機構を組み合わせたパワーユニット「ストロングハイブリッド」が高い評価を得た。日常使いからオフロード走行も可能なパフォーマンス性や、外装のデザインも注目を集めた。
スバルの担当者は「発売時から多くの注文がある我々の自信作だ。この結果を励みに、今後もスバルらしく走りの楽しさを追求した車を投入していきたい」と語った。日本自動車販売協会連合会によると、フォレスターの4〜9月の販売台数は前年同期比49%増の1万7056台だった。

「2025-2026インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は独フォルクスワーゲンの電気自動車(EV)「ID.Buzz(アイディーバズ)」を選んだ。「ワーゲンバス」という愛称で親しまれた小型バン「タイプ2」を想起させるデザインや、国内にまだ少ないミニバンEVであることを評価した。
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