
居酒屋「鳥貴族」を運営するエターナルホスピタリティグループが5日発表した2025年8〜10月期の連結決算は、純利益が前年同期比79%増の7億7600万円だった。国内の鳥貴族で5月に実施した全品値上げや、創業40周年を記念した復刻メニューの期間限定販売などが寄与した。
売上高は15%増の125億円、営業利益は22%増の8億8800万円で、いずれも8〜10月期として最高となった。「とりチーズ焼き」や「チュロス」などの復刻メニューが人気を集め、鳥貴族の国内既存店の客数は前年同期と比べ6%増え、売上高は値上げ効果もあり10%伸びた。
海外の店舗は10月末までの3カ月間で4店増やして21店舗となった。既に進出している中国、台湾や米国などのほか、ベトナムやフィリピンといった東南アジアへの出店準備を急ぐ。
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