
名古屋市は6〜7日、人工知能(AI)で通行人の笑顔を検知し、にぎわいとの関連を測定する実証実験を金山エリアで実施する。笑顔の発生数や発生率から人流の変化を分析する。スタートアップと連携して技術の有効性を検証し、市街地の回遊性向上やビジネス創出の可能性を探る。
モニターに映った通行人の笑顔を可視化するシステム「スマイラル」を金山駅の南北に設置する。あわせてシェアサイクルのサービス事業者が持つ周辺情報のデジタル地図の体験ブースも出展。利用者アンケートや行動データから周遊効果を検証する。
まちなかのあらゆる場所で社会実証を行うプロジェクト「NAGOYA CITY LAB(ナゴヤシティラボ)」の一環。名古屋市が2023年度から実施している。市はスタートアップに最大250万円、実験の受け入れ先となる各エリアには同50万円を支援する。
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