総菜店「RF1」を運営するロック・フィールドは5日、2026年4月期の連結純利益が前期比82%減の5900万円になりそうだと発表した。従来予想は2.8倍の9億3100万円だった。売上高が前期比1%減の509億円と、5%増を見込んでいた従来予想から25億円下振れすることが響く。増益予想から一転、大幅な減益になる。

物価高による消費者の節約志向などを背景に、郊外や地方の百貨店や駅ビルに構える店舗が苦戦している。営業利益は70%減の3億7800万円になる見通し。

同日発表した25年5〜10月期の連結決算は、最終損益が1億円の赤字(前年同期は1億1000万円の黒字)だった。5〜10月期としては21年ぶりに赤字に転落した。販売が振るわない店舗について、固定資産の減損損失を計1億3500万円計上した。

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