
戸建て住宅を手掛けるアールプランナーは9日、2026年1月期の連結純利益が前期比67%増の24億円となる見通しだと発表した。従来予想を2億5000万円上回る。展示場の新設で知名度が高まっている首都圏を中心に、戸建て住宅の販売が伸びる。資材高の価格転嫁も進む。
業績予想の上方修正は今期3回目となる。好調な業績を踏まえ、年間配当も80円(前期は45円)と従来予想から10円増やす。
売上高は19%増の480億円となる見通し。従来予想を10億円上回る。首都圏では4月に埼玉県所沢市で住宅展示場を新設するなど、営業体制を強化している。「デザイン性や設計の自由度の高さが受け入れられている」(舟橋和取締役)という。地盤である中部でも、名古屋市内に営業拠点を増設し販売戸数を増やしている。
同日発表した25年2〜10月期の連結決算は、売上高が前年同期比19%増の348億円、純利益が77%増の16億円だった。戸建て住宅事業では、販売戸数に加え受注戸数も第3四半期としては過去最高だった。
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